また、なぜ“おねだり”をするのが苦手なのか、母親との関係がおおいに関係していると言います。

嫌だと思いながらも、次から次に変わる母の恋人には、私はお行儀よく接するしかなかった。その人たちが、母に金銭を渡していて、それが私の習い事や欲しいものの費用に充てられていることもなんとなく知っていたから。

いつも思っていた。早く、この人をもらってください。そしたら、母は幸せになれるのにと。

そういう母と暮らしていたから、経済的に人に依存することが怖いことだと私はずっと思って生きてきたのだと思う。

自分が欲しいものをひろゆき君に「買ってくれ」とお願いするのは、いまでも少し苦手だったりする。