一般部門
グランプリ(星新一賞)
準グランプリ(IHI賞)
優秀賞(JBCCホールディングス賞)
優秀賞(東京エレクトロン賞)
優秀賞(アマダ賞)
ジュニア部門
グランプリ(星新一賞)
準グランプリ
優秀賞※ 優秀賞についてはお名前の50音順で記載しています。
※ 一般部門1,187作品、ジュニア部門767作品の応募がありました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
※ 受賞作品は「 honto 」にて無料配布しています。ダウンロードには利用開始登録(無料)が必要です。





※ 一般部門1,187作品、ジュニア部門767作品の応募がありました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
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生涯で1000以上もの作品を
生みだした星新一。
その中には、理系的な発想力によって
つくられた物語が数多くあります。
「理系文学」ともいえるそれらの作品は、
文学としての価値のみならず、
現実の科学をも強烈に刺激してきました。
すぐれた発想は、
いまもまだ読み手の心をくすぐり、
次なる発想を生みだしているのです。
今、日本に必要なのはこの圧倒的想像力。
我々は「理系文学」を土俵に、
アイデアとその先にある物語を競う賞、
日経「星新一賞」を開催します。
谷 甲州
作家
1951年兵庫県伊丹市生まれ。大阪工業大学土木工学科卒業。建設会社に勤務の後、青年海外協力隊員としてネパール、国際協力機構プロジェクト調整員としてフィリピンに勤務。1979年「一三七機動旅団」で奇想天外SF新人賞に佳作入選。1987年「火星鉄道一九」で星雲賞短編部門受賞、1994年『終わりなき索敵』および2007年『日本沈没第二部』(小松左京と共著)で星雲賞長篇部門受賞。1996年『白き嶺の男』で新田次郎文学賞受賞。
はじめて星新一さんの本を手にしたのは、中学生のころだった。斬新なアイディアと意表をつくオチが楽しみで、次から次へと読んでいった。すると今度は、自分でも書いてみたくなる。よくある誤解なのだが「読みやすい作品なのだから書くのも簡単」などと思いこんでしまった。無論これは、とんでもない間違いだった。実際には読みやすい文章ほど、書くのがむつかしい。だが最初はそれに気づかず、山ほどの駄作を量産することになった。そのかわり、書くことの楽しさをおぼえた。これまで多くの本を読んできたが「自分も書きたい」と思わせた作家は星さんだけだった。おなじ経験をした人は多いのではないか。どんな新人があらわれるのだろう。楽しみにしている。
石黒 浩
大阪大学 教授
ATR石黒浩特別研究所客員所長
1963年滋賀県生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授(特別教授)・ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。工学博士。社会で活動できる知的システムを持ったロボットの実現を目指し、これまでにヒューマノイドやアンドロイド、自身のコピーロボットであるジェミノイドなど多数のロボットを開発。2011年大阪文化賞(大阪府・大阪市)受賞。最先端のロボット研究者として世界的に注目されている。
技術開発の発想にはSFから生まれたものが少なくありません。私自身もSFのファンで、SFから多くのヒントと研究のモチベーションをもらっています。このたびは、そのSFを審査するという立場を与えていただき大変光栄に思います。この審査を通して、また新たな発想と出会えることを楽しみにしております。
(c) JAXA / GCTC
古川 聡
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙飛行士
有人宇宙ミッション本部
宇宙飛行士運用技術部
宇宙医学生物学研究室長
宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙飛行士。宇宙医学生物学研究室長。横浜生まれ。東京大学医学部医学科卒業。東大病院医師として勤務していた1999年に、宇宙飛行士選抜試験に合格。12年余りの訓練ののち、2011年6月、ロシアのソユーズ宇宙船で宇宙へ飛び立ち、約5カ月半(167日)国際宇宙ステーション(ISS)に滞在。ソユーズ宇宙船ではフライトエンジニアとして船長を補佐し、ISSで医師としての経験を活かし様々な科学実験を行った。近著に「宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方」(マイナビ刊)がある。
星新一氏のショートショートに私が出会ったのは中学生の頃でした。最初に手にしたのは文庫本の「ボッコちゃん」。以来、様々な作品を夢中になって読んだ覚えがあります。最近読み返してみる機会がありましたが、30年以上経っても新鮮なのが驚きでした。そんな思い出深い「星新一賞」の審査員をこの度務めさせていただくことになり、大変光栄です。みなさまの新鮮なアイデア、発想力に基づく作品を読ませていただくのを楽しみにしております。
冨田 勝
慶應義塾大学 先端生命科学研究所 所長
慶應義塾大学 環境情報学部 教授
1957年東京都生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後渡米。カーネギーメロン大学博士課程修了。同大助手、准教授歴任。1990年より慶應義塾大学環境情報学部助教授、後に教授。2001年より同大先端生命科学研究所所長。HMT(株)創業者。Spiber(株)技術顧問。レーガン大統領より米国立科学財団大統領奨励賞(1988)、江崎玲於奈博士より日本IBM科学賞(2002)、国際メタボローム学会より功労賞(2009)など受賞。取得博士号:哲学博士(Ph.D)、工学博士、医学博士。
サイエンスにおいてもっとも重要なのは、ひらめきやアイデア、驚きと知的興奮であり、その意味ではアートと同じです。教科書の勉強ばかりが重視され、優等生を大量に輩出しようとする教育システムでは、サイエンスが退屈なものになってしまいます。「星新一賞」を通して多くの人がサイエンスの面白さを再認識し、科学立国ニッポンの将来を楽しいものにしてくれることと信じています。私も審査員としてその一端を担えることをとても嬉しく思います。
水本 伸子
株式会社IHI
執行役員 グループ業務統括室長
1982年、株式会社IHI入社。技術開発本部にて「流れ」の研究に従事。2006年、同社本社ビル移転の際にはプロジェクトリーダーとして、全社の旗振り役を務める。その後、新事業企画グループ部長、採用グループ部長、CSR推進部長などを歴任。2014年4月、IHI初の女性執行役員に就任した。仕事のモットーは「くよくよせず「ま、いいか」と前に進む」こと。
2年目を迎える「星新一賞」に、最終審査員として参加できることを大変嬉しく思います。「技術をもって社会の発展に貢献する」というIHIグループの経営理念は、「星新一賞」が発掘しようとしている"理系的発想力"無しに実現できません。現実の技術の進歩に大きな影響と刺激を与えるような、類まれなるアイディアとの出会いを思うと、今からワクワクします。
こちらの方々に加え、
日本経済新聞社 論説委員兼編集委員
滝順一が審査を行います。
中間審査員について
審査員による最終審査の前段階にて、
以下の方々が中間審査を行います。

あなたの理系的発想力を存分に発揮して
読む人の心を刺激する物語を書いてください。
(規定字数:10,000文字以内)
2014年9月30日(火)24 : 00
< 一般部門 >
グランプリ( 星新一賞 )
1作品 副賞 100万円
優秀賞( JBCCホールディングス賞 )
1作品 副賞
パーソナル3Dプリンター「Cube® 3rd generation」
& パーソナル3Dスキャナー「Sense™」セット
※ 本体の色は、お選びいただけません。
優秀賞( 東京エレクトロン賞 )
1作品 副賞
セレストロン社製 天体望遠鏡 『Nexstar 6SE』
+ 純正の天体望遠鏡用カメラT-アダプター
< ジュニア部門 >
グランプリ( 星新一賞 )
1作品 副賞 図書カード10万円分
準グランプリ
1作品 副賞 理論社《星新一ショートショートセレクション》全15巻
優秀賞
副賞 星作品詰め合わせセット
『ブランコのむこうで』新潮文庫
『ボッコちゃん』新潮文庫
『ほら男爵 現代の冒険』新潮文庫
『声の網』角川文庫
『宇宙の声』角川つばさ文庫
『おーい でてこーい』講談社青い鳥文庫
『星新一 すこしふしぎ傑作選』集英社みらい文庫
『ユキコちゃんのしかえし』偕成社(絵本)
『きつねこあり』世田谷文学館(豆本)
第2回 日経「星新一賞」リーフレット(PDF)のダウンロードは「 >> こちら 」から。


応募は締め切りました。
選考状況、
結果につきましては、
こちらの公式ウェブサイトで
お知らせしていく予定です。
たくさんのご応募、
ありがとうございました。
星新一
SF作家(1926~1997年)
1926年、星新一は当時アジア最大の製薬会社と言われた星製薬の創業者・星一の長男としてうまれました。東京大学農学部卒業後、同大学院に進学し発酵の研究をつづけましたが、24歳のときに父親が急死。大きな負債をかかえていた星製薬の社長に就任したものの、会社を人手にわたすことになりました。失意の底で途方にくれていたときに目にしたのが「日本空飛ぶ円盤研究会」を紹介する新聞記事でした。想像力の競い合いのようだったこの会合に出席したのをきっかけに、日本初のSF同人誌「宇宙塵」に参加。同誌に書いた「セキストラ」が商業誌「宝石」に転載され、1957年に作家としてデビューします。その翌年に書いた「ボッコちゃん」で自信を得て、SFショートショートのスタイルを確立。星新一は戦後の日本SF界にあらわれた初の専業作家となり、「ボッコちゃん」は1963年にアメリカの雑誌に掲載された初の日本SFとなりました。
日本SF作家クラブ初代会長。代表作に「おーい でてこーい」「きまぐれロボット」「午後の恐竜」など。1968年に作品集『妄想銀行』(および過去の業績)で日本推理作家協会賞を受賞。1969年、インターネット社会を予測した長編『声の網』を発表。1970年には、短編映画「花ともぐら」(原作:花とひみつ)がベネチア国際児童映画祭で銀賞を受賞しました。1983年に目標だったショートショート1001編を達成し作家を半引退。癌闘病後、1997年に71歳で亡くなりました。翌年、生涯にわたる功績に対して日本SF大賞特別賞が贈られています。没後も人気はおとろえず、ミリオンセラーの文庫が現在17点。香港の子供向け科学雑誌でショートショート連載、中国、韓国、台湾、インドなどで単行本出版、アメリカと韓国の教科書に作品が選ばれるなど海外でも高く評価され、2009年にはNHK「星新一ショートショート」シリーズが国際エミー賞コメディ部門の最優秀賞を受賞しました。
星新一公式サイト :
「 http://www.hoshishinichi.com/ 」
IHIグループは、1853年の創業以来、陸、空、宇宙へと事業領域を拡大してきました。コーポレート・メッセージ「Realize your dreams」の下、ものづくりの技術を結集し、世界中の人々の夢を実現するために、私たちは日々努力しています。皆さんの既存の概念に捉われない大胆な「理系的発想力」が、世界の人々の夢につながっていくことを期待しています。第1回を上回るあっと驚くアイディアを、今年も沢山お寄せください。
ITが企業経営への役立ちのみならず、"水や空気"のように生活や社会に無くてはならないものになってきている今、2014年に創立50周年を迎えたJBCCホールディングスは「ITの可能性を未来の可能性に」をスローガンとして、ITの活用を追い求めています。 星新一賞では、皆さんの"未来を見通す目"を存分に開いていただき、誰もが思い描いたことのない世界を自由に表現してください。未来を見つめ続けることが、より良い社会を創り出すと信じて・・・。
東京エレクトロン株式会社は、今や人々の生活に欠かせない半導体をつくる機械である半導体製造装置事業を主に、フラットパネルディスプレイ製造装置にも事業を展開しています。「最先端の技術と確かなサービスで、夢のある社会の発展に貢献します」という基本理念のもと、経営者と社員が一体となって、ダイナミックなグローバル市場の中で、常に技術革新に挑戦し、事業拡大と市場創出により継続的な成長を目指しています。星新一賞では、他の誰も思いつかないようなBeyond Imaginationな未来、これまでの価値観を変えてしまうような大胆な発想、私たち企業を挙げて実現したくなるようなアイデアを期待しています。
アマダグループは「金属加工機械の総合メーカー」として、世界のお客さまのモノづくりに貢献するトータルソリューション企業です。街でも、オフィスでも、家庭でも、身のまわりのあらゆるところで使われている金属製品。金属を加工する技術は日々進化しており、私たちは常に新しい技術の創造に挑戦し続けています。日経「星新一賞」で、皆さまの「えがきたい夢」「かなえたい夢」が次の技術につながると私たちは考えています。モノづくりに生かせる未来の夢をお聞かせください。
小松左京は、星新一さんの親友であり大ファンでした。 地殻変動をテーマにした「日本沈没」、ウィルスの脅威を描いた「復活の日」、ハイテク未来都市の夢の生活を描いた「空中都市008」など、理系的な発想の物語を数多く創り上げた小松左京が、もし生きていたなら、星新一さんの名を冠した理系文学賞の創設を大変喜んだことでしょう。いつの日か小松左京がAE(人工実存)型として復活した暁には、ぜひ特別審査員に加えてください。(星新一賞は、プロ、アマ問わず、人工知能の応募も可能ですので、その時は応募する側になるかもしれませんが・・・)
日経「星新一賞」第2回の開催とのこと、ほんとうにうれしい限りです!日本SF作家クラブは、昨年創立50周年を迎え、未来に向けて新たな一歩を踏み出しています。未来を創るという共通の目的に向かって、「理系文学」というこれまでにない発想を求める「星新一賞」に、日本SF作家クラブもたいへん刺激を受けています。それは文学や物語という枠すら越えて、まったく新しい世界を見せてくれるかもしれません。ぜひ、そのような第1回を越える見たこともない発想を期待しています。もちろん、われわれも負けてはいられません。互いに、想像できないことを想像いたしましょう!
「夢を書くひと」<星新一氏を囲む会>を開催していた頃、星先生から常備薬『ベンザリン』をいただいた。「いつも飲んでいる。この薬を飲むと、夜、夢を見ないんだ」と、おっしゃって笑う。 それを聞いていた参加者が言う。「ベンザリンが先生の夢を食べているのですね」「うまい考えだ。しかし、少し違うよ。夢を見ない代わりに、夢を原稿に書いているから・・・」と、おっしゃっているのを思い出した。第2回星新一賞も夢がある。夢を現実化する理系小説に期待しています。
星新一さんのようなショートショートをコンピュータに創作させることを目指している研究プロジェクトです。優れたショートショートをコンピュータが創作できるようになれば、感性を扱えるコンピュータの実現に近づくと考えています。われわれはこの賞に入賞できるような作品をコンピュータに創作させるために頑張ります。そういう意味で人間のみなさまはいわばライバルですが、ぜひ人間の持つ感性のすばらしさをコンピュータに見せつけていただきたいと思います。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は昨年発足10周年を迎えた際に、新生JAXAの方針として、新しい宇宙航空技術を研究開発するだけでなく、それらを使って、私たちの住むこの世の中をどうよくするかに重点をおいた活動をしていくこととしました。 星新一先生の世界はフィクションですが、新しい科学技術はどう世の中を変えていく可能性があるのか、また、科学技術にはどんな落とし穴が潜むか、そんなことを想像させるわくわくドキドキするようなお話を待っております。
理系の文学賞ということで、「星新一賞」に大変期待しています。公立はこだて未来大は情報系の大学ですが,送り出す学生にはコミュニケーション能力が求められており、それを重視した教育をしています。また情報技術というのはイマジネーション次第でいくらでも面白いことができる分野です。新しい社会の在り方に関するイマジネーションを膨らませ、それを人に上手に伝えるというのが未来大の目標でもあります。理系、特に情報系の若い人達の応募が増えるよう応援して行きたいと思います。
国立科学博物館は、地球と生命の進化や科学技術の発展の歴史について研究を行い、約400万点を超える標本資料を保管しています。そして、多彩な展示・学習支援活動を通じて、訪れる方々に地球や生命、科学技術について新たな発見や驚き、感動を提供する「想像力の入口」でありたいと願っています。「星新一賞」も、地球や生命、科学技術に対する興味関心を育むとても魅力的なプロジェクトです。「理系の知識と考察」と「小説家の想像力」が化学反応を起こし、たくさんのワクワクするような物語が生まれることを期待します。
情報処理学会は星新一賞を応援します。情報処理学会にはコンピュータやネットワーク、人工知能に始まり、音楽やゲーム、ユビキタス等幅広い分野の研究者・技術者が集まっています。その成果としてパソコンやインターネットそしてスマホが我々の生活を劇的に変えてきたことは皆さんご承知の通りです。そしてIT(情報技術)が社会インフラの全てを支えていると言っても過言ではありません。この様にして星新一さんの作品他SFで夢として描かれていたものが次々に現実のものになりました。今後生み出される新しいSF作品のなかから未来に 繋げるとてつもない夢を生み出して欲しいと願っています。
人工知能学会はコンピュータ(ロボット)に人間のような知能を持たせることを目指す人工知能の研究者の集まりです。人工知能の目標となっている鉄腕アトムやHAL9000(「2001年宇宙の旅」に出てくるコンピュータ)はSFが創造したものです。われわれはそれらを現実のものとするために頑張っています。星新一賞からわれわれのさらなる魅力的な目標が生まれることを切に願っています。
第1回 日経「星新一賞」授賞式で、最終審査員の新井素子さんが、この賞の選考会は通常の文学賞とは趣が異なり、文学表現の評価に留まらず、「理系」の視点から、物語を生み出す作者の動機そのものにも議論が及ぶ画期的なものだったと講評を述べられました。入賞作品をはじめ、第1回の応募作品には「星新一賞」ならではの、理系的発想力による新しい〈文学〉を予感させる力作が集まったという証でしょう。第2回も第1回を上回るような、選考委員の方々をより熱くする作品の応募を心より楽しみにしています。特に、当館で創作ワークショップを開催しているジュニア部門に、たくさんの応募があることを期待します。
我々、日本ロボット学会は、実用開発分野から最先端研究までロボット全般の研究開発を支援する学会です。SFとロボットは切っても切れない仲で、研究開発者の多くは、SF中の人とロボットの共存イメージから発想や夢を頂いていま す。一方、現実はかってSFが描いた世界に近づき、社会に様々なロボットが現れており、SFとロボット研究が相互に影響を与え合うようになってきていると思います。SFにもロボット研究開発にも、誰もが見たことの無いような斬新な未来を求められています。皆さんの大胆なイマジネーションに期待致します。
ロボカップでは、「21世紀半ばまでに、ヒューマノイドロボットがサッカーのチャンピオンチームと試合を行い勝利する」を目標としてロボットの研究開発を行っています。自律型ロボットがサッカーの試合を行ったり、災害現場で活躍できるロボットや一般の家庭で役に立つロボットが開発されたりしています。不可能とも思える目標に近づくには技術の積み重ねも必要ですが、大胆な発想の転換が重要になる場合があります。想像の世界には不可能はありません。みなさんの斬新なアイデアに期待してます。
「発想の芽に水を」 ― 第2回 日経「星新一賞」開催にあたって ―
第1回の星新一賞で個人的に一番うれしかったのは、ジュニアの上位に8歳の女の子がふたり入ったことです。もしも私が小学生のときにSFを書いていたら、父はどんなによろこんだだろうか。そして私の子供が小学生のときにSFを書いていたら、私はどんなにうれしかっただろうか。でも! 同じ日本人、同じ地球人として、「自分の子供でなくても充分うれしい」ということを知ったのでした。小・中学生のジュニア部門、そしてもちろん一般部門も、みなさまのご応募をお待ちしております。
2014年5月30日 星新一次女・星ライブラリ代表:星マリナ